人が住まなくなった家の劣化は早く、気づいた時には修理費が大きく必要場場合も有ります。
空き家の維持や管理する場合の方法や注意点を見ていきましょう。
1.空き家の維持・管理はどこに注意するか
空き家の維持・管理をする場合に以下の事に注意しましょう
(1)換気してカビを防止する
換気をしない室内には湿気がこもります。
湿気は元々室内に有ったものだけではなく、外とのほんのわずかな隙間から入ってくるもの有ります。
湿気はカビを呼び、カビは木材などを腐食し悪臭を放ち、虫も繁殖します。🐛🐛🐛
これを防ぐには、定期的な換気が必要です。
換気扇による常時換気も有効ですが、やはり窓を開けての換気が必要になります。
家の劣化を防ぐにはまず、換気する事が大事です。
(2)上下水道を点検する
水道も使わなければ水道管内部の劣化が早く進んでしまいます。
また、寒冷地では冬場の凍結により水道管が破裂する事も有ります。
・蛇口から水は出るか?
・冬場の凍結防止対策は万全か?
・家の周りに水が染み出ているところは無いか?
を確認しましょう。
下水道について管理を怠ると家じゅう臭くなるので要注意です。
・便器の水が無くなっていたら水を溜める。🚽
※※水が無くなると下水道の臭いが上がってきます。
・キッチンや洗面台、お風呂や洗濯機の排水口にフタをする。
※※トラップの水が干上がると下水道の臭いが上がってきます。
※※新聞紙やビニールで排水口を塞ぎます。
(3)害虫・害獣を防止する
家やその周りに害虫や怪獣が住み着くと厄介です。
シロアリ、ゴキブリ、ハクビシン、コーモリ、野良猫、鳥など駆除や追い出すのには苦労します。
住みつかない対策をしましょう。
・室内に湿気を溜めない。
・家の外から中に入り込めそうな隙間や穴は塞ぐ。
※※床下換気口は塞がないでください。
・庭の木や植物は極力少なくし、1年に何度か手入れをする。
・実がなる木は伐採する。
2.空き家の維持・管理を依頼する
空き家の維持・管理をご自身で全て出来なければ、専門業者に依頼しましょう。
(1)依頼内容を相談する
空き家の維持・管理について、ご自身で出来ない部分を管理業者へ相談しましょう。
庭の手入れは半年に一回自分で出来るので、家の換気や周囲の確認を依頼したい
など。
管理業者は様々な作業を請け負ってくれます。後で追加変更もできます。
(2)依頼する期間を決めておきましょう
空き家は持っているだけでも固定資産税が掛かり、維持していく上でも電気や水道料金、それに費やす時間が必要になり、管理業者へ依頼するとさらに費用が掛かります。
空き家の利用方法を決めるか、いつまでにどうするかなど、期限を決めてから空き家の管理を依頼しましょう。
いかがでしたか?空き家を維持・管理する内容が確認できましたか?
ご自身で維持・管理する場合は計画的に行う必要が有りますね。
はじめに管理業者へ相談してみるのも良いでしょう。
当社では空き家管理を行っています。
詳しくはお問い合わせください。
相続、空き家、不動産管理についてこれからも発信してまいりますので引き続きご覧ください。宜しくお願い申し上げます
空き家活用プロジェクト山形
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