空き家の活用方法の一つに「売却」があります。
単に「売却」と言っても、売る形、売る方法がいくつかあります。
下記の質問に沿った売る方法をご覧ください。
↓はい いいえ→「土地を売る」へ ※公開までお待ちください
↓いいえ はい→「古屋付き土地を売る」へ
「中古住宅を売る」
まずは、建物に修繕が必要な場合でも「現状」で販売しましょう。
物件の近く、またはその地域で多くの物件を扱っている不動産業者へ販売を依頼するのが良いでしょう。
建物をリフォームした方が高く売れると思うけど、リフォームした場合にどんなリスクがあるのかな?
- 売却金が入る前に数十万円~数百万円の出費が発生します。
- リフォーム済の状態を気に入った方や急ぎ家が必要な方が購入するので、顧客が絞られます。
- 売買価格の値引き相談は有るものです。リフォーム費用相当が回収出来ない可能性も有ります。
- 長い期間売れなければリフォーム費用が回収できないだけではなく、その間に必要な修繕が発生し、売れるまで修繕を繰り返すことになります。
中古住宅を購入してリフォームやリノベーションを検討する方が増えています。建物内や庭に残置物が少なければ、購入者の印象も良く希望価格での売却に至るケースが見受けられます。
相続登記をまだ行っていなければ、販売活動の前に相続登記を行ってください。必要な時期に購入者への所有権移転登記が行えなければ、契約不履行になる事も有ります。
さほど急がないのであれば、複数の不動産業者から相場や販売予想価格を伺い、ご自身の希望とすり合わせをして販売価格を決めましょう。
販売は複数(2社以上)の不動産業者へ同一条件で依頼しましょう。複数社に競わせ、それぞれの既存客へのアプローチなどにより早く、条件良く売却できます。
売買契約し売買代金を購入者が支払い、所有権移転登記(物件の引き渡し)を申請すれば取引完了です。同時に不動産業者へ報酬(仲介手数料)を支払います。
昭和56年5月末日より後に建築確認申請が下りた建物の場合は、「空き家の発生を抑制するための特例措置(空き家の譲渡所得の3,000万円特別控除)」を利用できません。※条件をご確認ください
以上が中古住宅を売るときの一連の流れです。
何れにしろ肩の荷が一つ降りるのは精神的に良い状態に近づきますね。
まいったなぁ、半年以上売れず購入希望者もまったく現れないんだよ
不動産業者へ物件の問い合わせ状況を詳しく聞き、販売方法を相談してみましょう。不動産業者に不信感が有るなら他の不動産業者へ依頼したほうが良いでしょう。
現状で売れない場合、建物を貸せる程度にリフォームし賃借人を付けます。ご自身で所有し続けるのも良いのですが、賃料収入が入るので収益物件として売却する方法もあります。
相続、空き家、不動産管理についてこれからも発信してまいりますので引き続きご覧ください。宜しくお願い申し上げます
空き家活用プロジェクト山形
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